農学環境関連機器
葉緑素計 SPAD-502Plus
発育状況の把握や追肥量の管理に役立つ葉緑素計
約25年にわたり、各種の農作物の発育状況の把握や追肥量の管理に、世界中で幅広く使用されてきたコニカミノルタSPADシリーズ。
測定データの互換性を維持し、グラフ表示をはじめとする機能性を向上させつつ、重量をさらに軽量化させた、SPAD-502Plusが新登場。
葉緑素計とは?
・葉に含まれる葉緑素の量を知ることで作物の栄養状態がわかります。
・SPAD-502Plusは作物を傷つけずに瞬時に葉緑素の量を測ることができます。
・栄養状態がわかることで、適切な施肥管理が可能になります。
葉緑素計SPAD-502Plusは、農林水産省農蚤園芸局農産課の土壌作物育成診断機器実用化事業(Soil & Plant Analyzer Development , 略称SPAD)において、本事業の実施主体である(財)農産業振興奨励会、農林水産省農業研究センター・農業環境技術研究所および都県試験研究所および都県試験研究機関の各先生方のご指導により、コニカミノルタが開発した計測器です。
本器は、イネの葉に含まれている葉緑素(クロロフィル)量を、葉をいためることなく簡単に測定できます。得られたデータをもとに、イネの栄養状態を的確に把握し、適切な施肥管理を行うことによって、品質の向上と収量アップが図れます。手のひらに収まる軽量・コンパクト設計ですから、携帯にも便利。従来のように色標を見て数値の判断をする必要がなく、低コストによる育成管理が可能です。
特徴
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葉緑素量を非破壊で迅速に測定します。 測定したい葉を測定ヘッドにはさんで、閉じるだけで測定できます。葉を切り取る必要もなく、生育過程中に同じ葉の同じ部分を常に測定できます。
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トレンドグラフが表示できます。 測定データの時系列変化や、異常値の判断を一目で確認することができます。
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ハンディで携帯に便利です。 ポケットにも入るコンパクトサイズですから、戸外での持ち運びにも便利。重さはわずか200gです。
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雨の中でも測定可能な防まつ仕様です。 IPX 4(水の浸入に対する保護等級が4)ですから、雨の中での測定も可能です。
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省エネ設計です。 発光ダイオード(LED)光源の採用により、消費電力が少なく、しかも長寿命。単3形アルカリ電池2本で20,000回以上の測定が可能です。
使用方法
すばやく簡単に測定できます
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① 電源スイッチON
② 植物をはさむ →↓
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③ “ピッ”と鳴ったら測定完了
※改良のため予告なしに仕様を変更することがあります。